地域密着40年の不動産屋による金沢あのまち紹介コラム 城南中学校区編【2023年まとめ】
金沢に点在する「まち」を掘り下げる連載
「金沢あのまち紹介コラム」
「まち」は中学校区内でエリア分けをし、特徴や生活をご紹介していきます。
住んでみたい「まち」興味がある「まち」
気になる方はぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するのは城南中学校区のまちです。
城南中学校
生徒数
部活動
・野球部
・男子サッカー部
・バレーボール部
・バスケットボール部
・卓球部
・テニス部
・バドミントン部
・剣道部
・陸上部
・柔道部
・吹奏楽部
・美術部
・ボランティア部
*部活動加入率90%
*スポーツ推薦5~9人
校区地域
金沢市の公式HPによる通学校区では
犀桜小学校通学町、南小立野小学校通学町(永安町、涌波町、涌波1丁目、涌波2丁目、涌波3丁目、涌波4丁目、花里町、三口新町、三口新町2丁目、三口新町4丁目、笠舞本町1丁目、笠舞本町2丁目、城南1丁目、城南2丁目、大桑新町、大桑町、大桑1丁目、大桑2丁目、大桑3丁目に限る。)
となっております。
既にご紹介させて頂いている兼六中学校区の横の区域をカバーしているイメージですね。
かなりの縦に長い地域になります。
*資料出典「ガッコム」
本多町
今回は本多町をご紹介いたします。
由縁
町名の由来として代々、加賀百万石大藩の藩元老筆頭を務めた本多安房守(ほんだあわのかみ)の下屋敷があったことからきているそうです。
本多町といわれるのは廃藩後でそれまでは安房殿町(あわのでんまち)と呼ばれていました。
ちなみに本多安房守の本多家はいわずとしれた家康のときに親子2大にわたって幕府老中を務めた徳川の本多家です。
加賀の本多は二男にあたります。
変遷
本多町が大きく変貌したのは戦後、幅員のある直線の道路がつき、まず北陸電力が社屋を改築しました。
そこへ観光会館が設置されました。
この観光会館設置が地区近代化の引き金になったとみられています。
さらに北陸放送の会館ができ、県社会教育センターが並び、さらに県社会福祉会館が建設されるなどあっという間にビルが立ち並びかつての面影はなくなったようです。
金沢は戦前からあまり変わらないまちといわれますが、街並みの変貌という点で本多町は金沢でも屈指のまちとなるでしょう。
人口
人口は令和元年6月1日時点での金沢市統計データによると891世帯1626人となっております。(本多町1~3丁目)
5年前の平成26年6月1日は923世帯1705人です。
5年前と比べて世帯数・人口ともに減少していることが分かります。
それでは本多町以外の城南中学校区のまちもみていきましょう。
見どころ
周辺施設マップ
上記マップが城南中学校周辺の周辺施設マップです。
正直、周辺施設の種類はかなり少ないです。
城南中学校は犀川のふもとの土手に面して立地しているため周辺施設が少なくなるのは致し方ない面があるでしょう。
城南中学校北側に「銀行」「病院」「ショッピング施設」が集中した施設が確認できます。
40年以上にわたって地域に親しまれた「パレットショッピングセンター」です。
しかし現在、食品スーパー「アルビス」が2019年秋ごろのオープン予定で工事を行っている最中になるため、
今後はその姿を消すことになります。
続いて城南中学校からの各施設の直線距離になります。
城南中学校からの各施設の直線距離
バス停が近くにいくつもあることは既出のマップからも分かります。
その他、スーパー・コンビニ・食料品・ドラッグストアの複数店舗がそれぞれ近場に出店しているのは高印象ですね。
花里ゴルフ場
昭和47年に北陸初の大型ゴルフ場としてオープンしました。
打ちっぱなしは300ヤード、バンカーやグリーンの練習も出来ちゃうゴルフ場なんです。
犀川の清流を眺めながらのスウィングは気持ちよさそうですね。
ちなみにこの花里ゴルフ場、城南中学校のすぐ真横にあるんです。
城南中学校の生徒さんは時折、ゴルフボールの音を耳にしているのでしょうか。
花里ゴルフ場
上記より詳細情報が見られるのでご興味ある方は是非!
猿丸神社(さるまるじんじゃ)
猿丸神社(さるまるじんじゃ)は平安時代に創立されたと言われ金沢で最古の神社の1つです。
名前の由来は小倉百人一周にも収録された歌人の猿丸太夫の旧跡だということのようです。
猿丸神社(さるまるじんじゃ)には樹高25mのケヤキをはじめ多くの大木があり金沢市の保存樹林としての指定も受けています。
昼の神社内は開放的で広さを感じられます。
次は夜の猿丸神社(さるまるじんじゃ)の様子です。
夜の神社というのは大抵迫力が出るものですよね。
ですが、猿丸神社には迫力が出てしまう裏付けがあるのです。
実は猿丸神社は丑の刻に杉に鉄釘を打ち込んで呪詛(じゅそ)する「丑の刻まいり」が行われてきた神社としても知られています。
いかがでしょうか。
上記写真にいっそうの迫力を感じられることと思います。
お買い物施設
今回も生活するための必需施設であるスーパー・ドラッグストアをご紹介いたします。
今回も読んでいただきありがとうございます。
今回は城南中学校区のまちをご紹介させていただきました。
城南中学校区内のまちは犀川に沿う形で南北にかなり広い範囲をカバーしております。
金沢中心部から自然豊かな地域まで様々な種類のまちを見ることが出来ます。
校区内のまちにお住まいの方で「こんな魅力あるげんよ!」とか「ここに変わった場所あるがいね!」がある方は是非
お力を貸してください。
また見てくださいね!