地域密着40年の不動産屋による金沢あのまち紹介コラム 浅野川中学校区編【2023年まとめ】
金沢に点在する「まち」を掘り下げる連載
「金沢あのまち紹介コラム」
具体的には金沢の中学校区内でエリア分けをしそのエリア内の「まち」の特徴や生活をご紹介していきます。
対象の「まち」に住みたい方はご参考に、
どんな「まち」なのか興味があるという方も是非ご覧になってみてください。
今回ご紹介するのは浅野川中学校区のまちです。
生徒数
校区地域
上記地図の赤枠内が浅野川中学校区になります。
(地図上で表示されている通学区域(学区)情報は、国土数値情報(中学校区)の【2016年度】データを元に引用元の
ガッコム様が加工されたものを参考に弊社で加工したものになります。
データは必ずしも正確とは限りません。また、通学区域(学区)は毎年見直しの対象となります。)
金沢市の公式HPによる通学校区では諸江町小学校通学町、浅野川小学校通学町、大浦小学校通学町となっております。
北は湊地区、運転免許センターがあったり工場が多いエリアですね。
東は木越やみずきといった地区を含みます。
南は七ツ屋駅北口付近まで、北安江地区なども含んでいますね。
西は鞍月交差点付近くらいでしょうか。
地図を見ていただいたままですが、どちらかというと縦長の分布になっており金沢でも北側海寄りの地区が含まれております。
校区のほぼ中央を線路が通っているのも特徴的ですね。
*資料出典「ガッコム」「各小・中学校HP」
割出地区
今回も前回同様に一つの地区の詳細をご紹介させていただこうと思います。
今回は割出地区をご紹介致します。
由縁
「わりだし」の地名は約600年前、室町時代の応永24年(1417)の南禅寺文書に見える「室江破出」が初出です。
室江、破出は現在の諸江、割出の古名であり、破出の語意は分割や分ける、を意味したものとのことです。
また、現在の割出町は室町時代に室江の領域から分かれた後、その地に一つの集落が形成されてきた
「室江破出」を期限とし、時代とともに破出、割出へと変わり現在に至ったと考えられるようです。
変遷
問屋団地の造成、バス路線の開通企業移転の増加に伴う住宅や集合住宅の建築増加、宅地化が進み、
昭和42年(1967年)から上水道敷設工事が順次行われました。
駅西地区の市街化計画の進展に加え、昭和49年(1974年)の能登海浜道路(のと里山街道に改称)
開通の影響もあり、割出町の住宅数は平成に入り急増し、現在では諸江地区屈指の世帯数となっ
ております。
人口
人口はH31年2月1日時点での金沢市統計データによると1,119世帯2,450人となっております。
5年前のH26年1月1日は905世帯2,144人です。
割出町も5年前と比べ随分人口が増えていることが分かります。
割出町自体は対象範囲ではありませんが周辺地域の区画整理事業が行われたことも一つの要因になっていると思われます。
それでは割出町以外の浅野川中学校区のまちも見ていきましょう。
周辺施設マップ
上記は浅野川中学校からみた付近の周辺施設のマップになります。
周辺施設はあまりありません。
周辺で生活するには車は必須かもしれませんね。
下記のPDFファイルは浅野川中学校(正確にはグラウンド)からの各周辺施設の直線距離をのせた資料になります。
北部運動公園
北部運動公園は、園内を流れる森下川を挟んで都市緑化植物園ブロックと、スポーツレクリエーショ
ンブロックの2つのブロックに分かれています。
左から「中央広場」「イベント広場」「花壇広場」です。
この北部公園は多目的公園というだけではなく都市緑化植物園としての一面も持ち合わせているのです。
身近な樹木や花を栽培・展示し、都市緑化の普及・啓蒙を行うことを主目的とした施設を都市緑化植物園と呼ぶそうです。
上記マップブロックの周辺にはそれぞれ散策コースが設けられ、四季にあった植物と触れ合えるそうですよ。
諸江の湯
続いてのみどころは諸江町中丁にあります「諸江の湯」です。
昭和57年創業の地元民にはおなじみな銭湯です。
私的に、この諸江の湯最大の衝撃は「コーヒー風呂」です。
金大教授の廣瀬幸雄先生が監修されたそうですよ。
私は「コーヒー風呂」なるものを今まで入浴はおろか聞いたことすらありませんでした。
すごいアイデアですよね、私もとっても興味をそそられました。
近々チャレンジしたいと思っております。
「コーヒー風呂」は毎週土曜日限定のようですよ、入ってみたい方は注意が必要ですよ~。
大河端ショッピングセンター
区画整理事業に伴ってつくられたショッピング施設です。
以前ご紹介した大桑のショッピングモールのように様々な施設がたちならびます。
金沢では他にアピタタウン金沢ベイなどもあり、施設が複合しているショッピングモールという形が多いのかもしれませんね。
私たち消費者からすれば便利でありがたいですね!
アルプラフーズマーケット
付近にはスーパーが少なく、いつも多くの地元のお客様で賑わっています。
倉敷珈琲店
石川県では2号店、金沢市では初出店のおしゃれカフェです。
クスリのアオキ
GU
おなじみの生活必需品大手企業もございます。
インドアテニススクール
富山から進出して石川に初出店したテニススクールです。
その名の通り屋内で行うテニススクールになります。
ジュニアだけでなく一般の方のコースもあり老若男女楽しんでテニスを学べます。
しかもHPによると入会費・年会費が無料のようですよ。
ご興味ある方は是非!
今回も読んで頂きありがとうございます。
さて今回は浅野川中学校区のまちをご紹介させていただきました。
意外だったのが、みどころ紹介で金沢駅寄りの地区を紹介しませんでした。
大河端などは私個人は普段なかなか足が向かない地区です。
今回の紹介で私自身も魅力的な地区だなぁと感じることが出来ました。
逆に今回紹介していない北安江地区や駅西地区にもみどころはたくさんあることと思います。
今後加筆にてご紹介出来ればと思っております。