地域密着40年の不動産屋による金沢あのまち紹介コラム 高岡中学校区編【2023年まとめ】追記あり
金沢に点在する「まち」を掘り下げる連載
「金沢あのまち紹介コラム」
具体的には金沢の中学校区内でエリア分けをしそのエリア内の「まち」の特徴や生活をご紹介していきます。
対象の「まち」に住みたい方はご参考に、
どんな「まち」なのか興味があるという方も是非ご覧になってみてください。
今回ご紹介するのは高岡中学校区のまちです。
高岡中学校
1976年に開校、北陸本線のすぐ横に位置しています。
市民の皆さんには「高中(たかちゅう)」の愛称で親しまれていますね。
校訓は
「敬愛・明朗・責任・協力・自主・勤労」
受験合格祈願「餅つき大会」、地域ボランティア「なごりん活動」など、学校独自の活動が目立ちます。
生徒数
部活動
・陸上部
・野球部
・女子ソフトボール部
・バレーボール部
・バスケットボール部
・バドミントン部
・卓球部
・ソフトテニス部
・サッカー部
・剣道部
・硬式テニス部
・科学部
・美術部
・吹奏楽部
・合唱部
・英語部
・茶・華道部
*帰宅部可
バトミントン部は全国大会出場レベルなようです。
また、新規部員を募集していない部もあるようですので、今後部活数が減る可能性があります。
帰宅部も可能なようなので、部活に励む子もいれば、学外の課外活動に励む子もいるということでしょうか。
昨今の時代の流れを感じますね。
校区地域
金沢市の公式HPによる通学校区では
中央小学校通学町(武蔵町17番3号~17番21号、長町1丁目4番28号~4番53号、5番~10番、長町2丁目4番19号~4番34号、5番22号~5番36号、6番、7番、長町3丁目、中央通町11番27号~11番39号、16番、17番2号~17番30号、18番3号~18番21号、19番~22番、長土塀1丁目、長土塀2丁目、長土塀3丁目、三社町、昭和町1番、2番、3番20号、5番8号~5番21号、6番1号~6番19号、6番21号~6番28号、11番19号~11番24号、13番3号~13番27号、13番33号~13番37号、14番~16番、20番、21番4号~21番17号、芳斉1丁目、芳斉2丁目、六枚町、玉川町3番~17番、本町1丁目1番5号~1番38号、2番5号~2番46号、3番4号~3番24号、本町2丁目1番~14番、18番1号~18番15号、18番31号、18番32号、柳町、島田町、玉井町、元菊町1番~5番、6番6号~6番15号、10番6号~10番14号、11番1号~11番4号、11番21号、11番22号、大和町1番、2番、3番1号~3番24号、3番36号~3番40号、4番、5番に限る。)、米丸小学校通学町、新神田小学校通学町
となっております。
*資料出典「ガッコム」「各小・中学校HP」
昭和町
今回は昭和町をご紹介致します。
由縁
昭和40年(1965)の住居表示で、旧の古道、古道一、二番町、田丸町、島田町、日吉町、柳町、玉井町、中橋
町、勝尾町、折違(すじかい)町の各一部が昭和町に町名変更されたようです。
なぜ昭和町という名前になったかがおもしろく、昭和13年(1938)にできた昭和通りのおかげで関係地区が発
展したのでそれを新町名にしたということなんですって。
変遷
前述のとおり昭和町の歴史は石川県内の他のまちと比べて浅いでしょう。
しかし昭和町には闇市という異彩を放つ歴史がありました。
闇市:第2次世界大戦敗戦直後,国土の荒廃によって極度の物資不足に陥った際,経済統制を無視して食糧品や生活用
品の取引,飲食の提供などを公然と行っていた露店群。(コトバンクより引用)
闇市は全国で形成されましたが鉄道駅周辺にみられることが多かったようです。
金沢においても駅に近くどこか独特のムードを醸し出すこの昭和町に発足したのは必然なのかもしれません。
特色をみせたのは闇市だけではありません。
闇市に連動して生まれた飲食街である「新世界」も異色の夜を彩りました。
当初は外地者の経営による店が多くざっくばらんで気取りがない様子だったそうです。
若者から年配者にとっての、「いのちの洗たく場」になっていたようです。
闇市はすでに現存しておらず新世界もかつてほどのにぎわいをみせてはいないでしょう。
金沢駅は金沢-長野間の延伸開業、今後は敦賀駅までの延伸開業を予定しております。
着々と変化を遂げる金沢駅。
その金沢駅に隣接する昭和町という町がこれからどのように変化していくのか、今は変革期にあるのかもしれません。
人口
人口はH31年5月1日時点での金沢市統計データによると332世帯606人となっております。(昭和町)
5年前のH26年5月1日は327世帯634人です。
5年前と比べて人口が減少していますね。
ですが数量的には大きな変化ではないことが分かります。
それでは昭和町以外の高岡中学校区のまちもみていきましょう。
見どころ
周辺施設マップ
上記マップが高岡中学校周辺の周辺施設マップです。
高岡中学校自体の周辺には目立った施設はありません、高岡中学校は住宅街に立地しています。
「まめだ大通り」と「昭和大通り」という幹線道路に挟まれています。
その幹線道路付近に主要な施設が多く点在しています。
続いて高岡中学校からの各施設の直線距離になります。
バス停が近いこと、コンビニが近いことなどが分かりますね。
また、100円ショップ・ホームセンターが何店もほぼ同じ距離に立地しているのが分かると思います。
詳細をみてみるとその中学校ごとに周辺施設に違いが感じられて面白いですね。
金沢市民芸術村
金石方面から駅方面へ車を走らせると右手には大豆田グラウンドで少年たちがサッカーを楽しみ、左手にはご年配者の
方がゲートボールを楽しむ。そんな光景を目にする方も多いと思います。ゲートボールを楽しむ芝生のある施設が
「金沢芸術村」です。
芝生部分の面積に関しては①芝生広場⓶憩いの広場③円形広場を含めた総面積は約41,890㎡にも及ぶそうです。
ちなみに⓶憩いの広場にはヘリポートスペースもあるんです、災害時には防災拠点広場の役割を担います。
金沢市民芸術村は市民の芸術活動を支える施設として平成8年(1996年)に誕生しました。
現在、年間およそ20万人もの人が利用されているようです。
驚くのは施設利用可能時間です、年中無休の24時間利用可能なんですよ。
運営方式は「現状復帰」を原則にした「自主管理方式」です、この「自主管理方式」が成立するがゆえに中無休24時間
利用が成り立っているんですね。
また利用料金もほぼすべての施設で最大でも6時間1,080円とかなり利用しやすい料金設定になっております。
金沢市民芸術村
上記より詳細情報が見られるのでご興味ある方は是非!
石川県立音楽堂
金沢駅東口に位置する公設のコンサートホールで、オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地となっております。
2001年9月に開館しました。
設置・管理は石川県教育委員会が行い、施設運営は(公財)石川県音楽文化振興事業団が行っております。
敷地面積は約6,904㎡、延床面積は約27,805㎡にもなります。
プロが演奏するようなコンサートホール、邦楽ホールはもちろん、練習室や公演会が出来るような施設まで様々です。
また個人での機会はあまりないとは思いますが、料金を支払って使用する形式となっております。
毎週土・日にはほとんどコンサートが予定されており、音楽がお好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
https://ongakudo.jp/
上記URLより詳細情報や舘内写真などが確認できます。
ご興味があるかたは是非確認してみて下さいね!
お買い物施設
今回も生活するための必需施設であるスーパー・ドラッグストアをご紹介致します。
地図上で見るとまんべんなく程よい距離感で数種類のスーパー・ドラッグストアが営業されていますね。
生活する上で困ることはあまりなさそうです。
追記
遊びながら交通ルールを学べます
神田交通公園
道路や踏切がありますが、実はここも公園の中なのです!
本物そっくりでも、車は通ることがありませんよ。
神田交通公園は児童に早い時期から交通安全教育を実施するため作られました。
公園内を様々な道が続いているため、歩いて遊ぶのはもちろん、自転車やストライダーも楽しむことができます。
自転車特訓にもってこいですね!
ゴーカートや自転車の貸出がありますが、交通安全教室が行われている日はお休みになるので注意が必要です。
神田交通公園
遊具貸出 3月1日~11月30日 午前10時~午後4時
駐車場 15台
今回も読んで頂きありがとうございます。
今回は高岡中学校区のまちをご紹介させて頂きました。
芸術に触れあえる場所が多く、教育的にも便利な地域でしたね。
市民芸術村や交通公園など便利な地域にありながらも、自然と親しむスポットがあるというところも魅力的でした。
お買い物スポットも多く、日々の生活では不便がなさそうです。
「金沢あのまち紹介コラム」は中学校区という地区分けでシリーズ化しています。
すでに掲載しているまちでも「こんなみどころあるげんよ」「ここ紹介したらいいがいね」なんて声がありましたら頂けると幸いです。
しっかりお調べして追加掲載出来たらな、と考えております。
またこの中学校区のまちを調べて掲載して欲しいという意見もお寄せください。
今回も金沢の良さの再発見にお役立てできたでしょうか。
ご意見、ご感想もお待ちしております!